決めた自己中宣言

2004年12月13日

ムラカミハルキ

タイトルにその名を打ち込んだら、
一発で漢字変換できた。

その著名度に軽い失望を覚えつつ、
スペースキーを押し続け、
敢えて片仮名に直す。


あたしはその人を知らない。個人的にも知らないし、
顔も見たことはない。
知っているのは、著作と、それら作品の数々の表紙にでっかく乗っている、
作者をあらわす漢字四文字の単語だけ。
ムラカミという姓の作家の写真を見たことがあるけれど、
そのファーストネームはリュウだった。

そういうわけで、
私はこの男性がどういう人間であるかは知らない。

二度この人の作品を読んだことがある。
フィクションと、ノンフィクションを一冊ずつ。
自分と同じ匂いを感じた、といっては
失礼になるかもしれない。恐れおおい。
けれど、
この人は私みたいなものの感覚を理解して、
言葉に表現できる人なんだろうな、と思った。

天才の味はまだ知りたくなかった。

というわけで、
彼の3冊目の本に手を出すまでに
結構な時間と勇気が要った。

『国境の南、太陽の西』 村上春樹 作。

この本に出てくる男の感覚がものすごくよくわかってしまった。


coloro at 23:06│Comments(0)TrackBack(0)

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