2006年06月

街で知り合いを見つけると大抵肩をたたく。
でもここで見つけてもあまりたたかないことにしている。

今日はバイトの研修日
ボスの言っていることをあたしは斜め下あるいは斜め上から聞いていたから
まーなんとなく流せたけど
まじめにきいていたら
もうやっぱりこういう世界でもあたしのからだはついていかないかもしれない
と思った
数年前まで平気だったのに

夜中になると覚醒する。
ていうか頭のある部分だけどこかにイッちゃう。
これ昼間降ってこないかな。
部屋片付けよう。

バイトから帰って台所に直行して
母に頼んではじめてもらった糠床に会いに行く
育てているヌカ床の入っているタッパーをいそいそと開けたら
なんとヌカ床の表面が真っ白になっていた。
がーん。
でもダイジョウブヨ、と母親が言ったのでかまわず右手をつっこんでかき混ぜることにした。
母は横から手を出して
白いかたまったところを掻き集めて取り出していた。
ぬちゃぬちゃ。
利き手で混ぜているはずなのに、混ぜ方が下品なので糠が飛び出す。
昨夜ほいほいと入れたキウリやら山芋やらミョウガやらが顔を出す。
キウリも美味しいけれどこれは油断するとすぐ塩辛くなる
山芋の糠漬けがすごくおいしいことが判明
とりあえず冷蔵庫に避難させる。塩とか不足?
これたのしいね、一人暮らしにもおすすめ。

現在母は階下で、やおやさんで買い込んだ5キロのラッキョウたちを酢漬けにすべく格闘している。ラッキョウたちはうちで一番大きい鍋に山盛りに入っていて、頭と根を切って、薄皮を剥かれるのを待っている。
そういう家族。私もすこし手伝ったけれど飽きたから二階に上がってきた。未だに10本の指がラッキョウ臭い。
これを書くと変人といわれそうだけど
ニンニクを扱ったあとに手に残るにおいがじつは好きだったりする。

あなたの家は薄味で和食でしょ、って言っていた
そのとおりなんだけど
きりぼし大根とかヒジキとか煮っ転がし(←この語感がよい)とか
なんでわかったんだろう
カンパチの煮付けとか作って放置したから?


pisa
 うーん

なにが幸せなのかさっぱりわからない
100年も持たないかもしれない時間をどう生きればいいのかさっぱりわからない
このままだぁらだらしてていいのかな
いのちみじかし恋せよ乙女
さて、何に?

このままとまらない時計を眺めていたら
やがてだれかのところにお嫁にいって
二人くらい子供を産んで
わんさかいってそだてているうちにきっとおばあちゃんになる。
うん。
はやくおばあちゃんになりたい、って言っているけれどそれもぞっとする。
時の流れが今の十倍の速さだったらいいのに、と思う
でもそんなこと願わなくても太陽はあっという間に向こうに沈むし
昼に起きると一日はもっと短い。
月を望遠鏡でのぞいているとすごい勢いで視界から去っていく。
流れる時間をつかめなくてもいい。
上手にのりこなすほうほう。

きっと私は周りに適応するのが不器用だから
とりあえず就職とかしてもきっと一度は転職する気がするし
これまでもそうしてきたからいまさら驚かないし案じないけれど

ドイツかどこかで出あったイスタンブールの美女にもう一度会いたいわ、と思ったりする。コンパスがさだまらない


最近の話。
比較的元気。体調はよろし。
しかし生活しているだけなのにものすごく疲れる。
きちんとするげんきがなくてあんまりきちんと生活していない
なんで?
歌を忘れた小鳥みたいだ。
どうしよう。
どようびになって、
にちようびになって、
またげつようびがきてしまう。
それをあたしはたぶん はんえいきゅうにくりかえす

左耳には子豚、右耳には東京タワーな今日
きょうも普通の日記だね

ぎりぎりのところにいきたいな 西部開拓の前線
ああでも開墾しつづければいいというわけでもないんだよね

どうしてそっちを向くの
よかったらこっちを向いて
そういわれるけれど
でも私はやっぱり、どうすればいいのかわからない。
おねがい、まだねないで、

昔話をしようと思った。
でも私の昔を知っている人は
もうほとんどいなかった。

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