あまーいの、ちょうだい
2007年10月
i prayed that he would finish
and so i came to see him to listen for a while
(Roberta Flack 'killing me softly with his song')
(Roberta Flack 'killing me softly with his song')
デクノボー
細くて、しなやかで、強くて折れない感じ。
「ヒデリノトキハナミダヲナガシ
(中略)
サウイウモノニワタシハナリタイ」(宮澤賢治)
これだ
「ヒデリノトキハナミダヲナガシ
(中略)
サウイウモノニワタシハナリタイ」(宮澤賢治)
これだ
日記
「それがね、ある日急に描けなくなった。
描いても描いても気に入らないの」
(『魔女の宅急便』)
描いても描いても気に入らないの」
(『魔女の宅急便』)
日記
なんにも、おかしくなってないよ。
というひとことはもうそれだけでいっぱいで、
その年の三日間の空気感情に腫れた顔、灰の匂いとむせかえるような人ごみ。うけいれたときのいたみと暴力と薄暗い部屋のランプ。身体の線とか死に顔の白さとか蝋燭の明かりとか黒いスーツのはば君とか夜八時のたまプラーザのホームとかそういうものがぶわっとでてきた。
良くも悪くも薬漬けで、たしかあの日も安定剤がかばんに入っていたんだけれどね
蟻さんが代わりにミルクに沈んで、彼がそこに居たからのまないで甘えちゃおうって。ありがとう。
というひとことはもうそれだけでいっぱいで、
その年の三日間の空気感情に腫れた顔、灰の匂いとむせかえるような人ごみ。うけいれたときのいたみと暴力と薄暗い部屋のランプ。身体の線とか死に顔の白さとか蝋燭の明かりとか黒いスーツのはば君とか夜八時のたまプラーザのホームとかそういうものがぶわっとでてきた。
良くも悪くも薬漬けで、たしかあの日も安定剤がかばんに入っていたんだけれどね
蟻さんが代わりにミルクに沈んで、彼がそこに居たからのまないで甘えちゃおうって。ありがとう。
酔鯨
その人をめぐるひとつひとつの記憶と、それにまとわりつく体内記憶と、秋の雨の記憶。今日はよく泣いたなぁ。あと蟻さんが一匹ミルクに溺れた。
からだの記憶が強いのはつらいけれどそれはそれなりに意味があるのかもしれない。と彼の解説を聞いてやっと思った。こういう話をするとき、声がものすごくやさしくなる。
からだの記憶が強いのはつらいけれどそれはそれなりに意味があるのかもしれない。と彼の解説を聞いてやっと思った。こういう話をするとき、声がものすごくやさしくなる。
鯖を食べながら
ついに言わせてしまった
たしかこんな感じ
「留学してるってずっと仮の宿が続いているような状態で、
僕にとっては日本語を喋っていること自体がストレス。
日本語は前よりは上手になりましたが、
ずっとこの文法あってるかな、って思いながら喋ってて、
本を読んでも辞書を引いて、
ずっと余所者の感じ、
家に帰っても韓国語が喋れないってことがそうおもう理由だとおもいます。
だからはやく、
韓国語喋れるようになってください。
勉強またはじめたら、僕が教えてあげます。」
「久々にゆっくりお昼ごはんをたべました
ゼミも奨学金の申請も、いろんなことがあんまりうまく行っていなかった
食事するくらいの時間はもちろんあるけれど、なんだかずっとせわしない感じで」
恋愛関係にあるわけじゃないのだからなにも私がそこまでする必要はない
という人もいるけれど、
もはやそういう問題ではないのだろうとおもうし
冗談ぽい彼の口調のなかに冗談が見えなくて。
できるだけゆっくり喋ってきた、できるだけ省略語は使わない。なるべくきれいな言葉を選ぶ。たしかにはじめて会ったときより聞くのも話すのもうまくなった。ほんとうは私も彼ももっといろんなことを知りたいし喋りたいんだと思う。けれどお互いがお互いにそれ以上踏み込まないのは、そしてここまで言わせてしまったのは、この二年、
負荷をかけたコミュニケーションを続けてきた私のせいなのだろうと、おもう
たしかこんな感じ
「留学してるってずっと仮の宿が続いているような状態で、
僕にとっては日本語を喋っていること自体がストレス。
日本語は前よりは上手になりましたが、
ずっとこの文法あってるかな、って思いながら喋ってて、
本を読んでも辞書を引いて、
ずっと余所者の感じ、
家に帰っても韓国語が喋れないってことがそうおもう理由だとおもいます。
だからはやく、
韓国語喋れるようになってください。
勉強またはじめたら、僕が教えてあげます。」
「久々にゆっくりお昼ごはんをたべました
ゼミも奨学金の申請も、いろんなことがあんまりうまく行っていなかった
食事するくらいの時間はもちろんあるけれど、なんだかずっとせわしない感じで」
恋愛関係にあるわけじゃないのだからなにも私がそこまでする必要はない
という人もいるけれど、
もはやそういう問題ではないのだろうとおもうし
冗談ぽい彼の口調のなかに冗談が見えなくて。
できるだけゆっくり喋ってきた、できるだけ省略語は使わない。なるべくきれいな言葉を選ぶ。たしかにはじめて会ったときより聞くのも話すのもうまくなった。ほんとうは私も彼ももっといろんなことを知りたいし喋りたいんだと思う。けれどお互いがお互いにそれ以上踏み込まないのは、そしてここまで言わせてしまったのは、この二年、
負荷をかけたコミュニケーションを続けてきた私のせいなのだろうと、おもう
ふう
かなしい、おちこんだ、
へこんだ、
はなしをきいてほしい、
そういうことの繰り返し
待ち待つ待つ待つ
れんらく。
もうすぐ。
へこんだ、
はなしをきいてほしい、
そういうことの繰り返し
待ち待つ待つ待つ
れんらく。
もうすぐ。
日記
なんとなく、落ち込んでいた
「そういうときは、落ち込んでいいと思う
むしろお墓参りしてテンションあがってたら困るし」
いつでも、どうぞ
車掌じゃないときは、電話とるから。
「そういうときは、落ち込んでいいと思う
むしろお墓参りしてテンションあがってたら困るし」
いつでも、どうぞ
車掌じゃないときは、電話とるから。
ココアを飲みながら
姫と電話
「なんで元気かどうかってわかったの?」
「ぽんは最近勘がいいのだ」
「うん、すごく、あたってる」