2016年08月21日 ポーランドより アウシュビッツとビルケナウ収容所。 博物館として展示物化、客観化していて ヨーロッパの展示ってアジアや原爆ドームみたいに生々しくない 70年以上の年月と毎日たくさんのひとの訪問で じわじわ、ずーんとくるけど 場はけっこう浄化されていた気がする。
2016年08月20日 「縁切り」が流行っていること、占いのこと もくじ ■ぐちゃぐちゃな時代 ■縁結び、縁切りを人間に頼む ■どんな人間に頼めばいいか ■頼んだ後どうするか ■素直であること ■ぐちゃぐちゃな時代 巫女・占い師としてプロの仕事をしている。数えてみたら、鑑定数は年間500件超。7,8割がたが恋愛相談。人に言いづらい関係の相談も多く、よくないとわかっているから終わらせたほうがいいと思う、でも離れられない。あるいは忘れたいけど忘れられなくて苦しい、というものも多い。決して特定のクライアントさんに限った話ではなく、とてもよくある相談ということを断っておく。 5年ほど前の自分は、モラハラな人間が自分のまわりに沢山いて、怪我で体調も悪く、ぐちゃぐちゃだった。 もともと巫女的な体質ーー他人の感情を吸い取りやすい、感受性が強い、憑依しやすいーーではあったのだが、 わがままな人間に振り回されて、 当時わたしを支え助けてくださったたくさんの人たちに感謝もできず、自分というものがなにかわからなかった。 周りのひとの助けがあり、何年かかけて自分の周りの良からぬものを淘汰して、 自分の巫女的な部分を鍛えて落ち着いてきた今、周りを見回す。 最近わかったのは、 都会で脳を全開にして無理して生きている年頃の女の子たちは、 どうしようもない恋愛にはまったり、パワハラやモラハラに悩まされたり、そういう時代が一度以上はあるらしい。 自分が今いる場所は自分には合わない、この恋人は自分にふさわしくない。 そういうことに気づいているのに、 頑張ることを善と教えられてきたので、脱出することができない。 手放した先が想像できなくて、既に身体がちぎれるほど悲しい思いをしているのに、やめることができない。 自分もそうだったし、あるいはそういう女の子を沢山知っている。 占いの仕事のプロフィールにも堂々と書いてあるのだが、わたしは「当てること」を目的としていない変な占い師である。クライアントさんとの相性によっては結果的に7割がた当たるひともいるようだし、まったく当たらないクライアントさんもいる。それでもありがたいことにリピーターさんは多い。時間とお金をかけて鑑定に来てくださる方たちに、ぐちゃぐちゃした感情とつきあい、前を向いてもらう手伝いをするにはどうすればいいのか、とよく考える。 ■縁結び、縁切りを人間に頼む 魔法や呪術に、縁結び、縁切りというのがある。占いの仕事をしていて思うのが、盲信する人が多く、これらの上手い利用方法が知られていない。 最近は電話占いやインターネットの占いの発達で、会いにいかなくても自称そういうことができる霊能者にアクセスでき、かみさまではなく他人にそういうことが頼める時代である。私もそういうツールを作ったりできる。 一見便利なのだが、いくら状況を改善したいとはいえ、自分が会ったこともない、自称霊能者を名乗る人間に、安易に頼まないほうがいい。 魔法をかける術を知っていたとしても、 あなたにそれが必要なくなったときに、その人が魔法を取り消す(停止する)術を持っているかわからないからだ。 ■どんな人間に頼めばいいか これは師匠に教わった。 例えばあなたが恋人が欲しい、モテるようにしてほしいとする。 呪術が効いてめでたく恋人ができたとすると、その効果を停止しなければならない。そうしないとあなたのモテる波動は止まっていないので、次々と恋人候補があなたの周りに集まって、せっかくできた恋人とも縁がぐちゃぐちゃになる。 逆も然りで、縁が切れ過ぎては困る場合もある。 自分が直接会ってみて、そういうことのコントロールができる霊能者か自分で確認して、その人を人間的に信用できるかを確認してはじめて、そういう事をお願いしてもいいのである。 あなたを不安や不快にさせたり、人間的におかしいと感じるならば、占い、霊能以前の問題なので信用してはいけない。かかる費用も事前に確認すること。継続して費用がかかるのか、一回で終わるのか。対価を払って買い物をするのと同じで、気持ちの良い相手に頼めばいいのである。なぜかこのあたりがわかっていない人が多く、変な占い師や霊能者に変なことを言われてますます傷つき、酒場のハシゴではなく占いをハシゴするひとは多い。 寺社仏閣で祈る場合もあなたの肌に合うか、あるいは御礼参りという視点があなたに持てるかどうか、波動や立地を確認するといいかもしれない。 話が逸れるが占いを受けるのが好きな人の場合、いろんな占い師をためしてみてもいいけれど、最終的には自分の信用する人2,3人に絞ったほうがいいと思う。 ■頼んだ後どうするか さて、うまくお願いできた場合、きっかけや流れの補助、気分転換にはなる。 にはなる、と限定的な表現にしたのは、当たり前なのだがあとは本人次第だからだ。例えば自分が別れたいと思っている相手との縁切りを他人に施術してもらっても、自分が彼の連絡先を消去して、かつ自分も連絡先を変えないと意味がない。 だいたい男性のメールアドレスなんてシンプルなので、相手の連絡先を消したところでイマドキのかしこい女の子は脳内に記憶している。あるいは携帯が勝手に記憶しているので(最近の携帯も賢い)、女性側が淋しくなるとついつい連絡してしまう。 あなたのこの行動は、縁切りを頼んでも、そういう効果がある御札を祀っても、私がおまじないを渡しても、あなたの意思がないと阻止できない。 あなたがしあわせになるときめて、泣きながらどろどろした感情を地道に切って、時間をかけて整理していくしかない。 ひとの身体の細胞は7年で入れ替わるという。たった7年たてば、解放されるかもしれない。それぐらいの時間をかけるつもりで自分の負の感情を、否定しすぎずたしなめつつ、付き合う根気よさがいる。 それだけ相手のことが好きだったのだから、あるいはそういう環境に長くいたのだから、離れたあとの喪失感や淋しい思いはある日突然なくなるはずもない。ある日突然幸せな気分になるなら、何か怪しい宗教か、好きだった感情は嘘になる。悲しい状況からなかなか抜け出せないのは、いろんな理由がある。 前世からの縁が深かったという理由づけもできるし、霊的なもののしわざ、で説明できるかもしれない。 私は霊的なものの修行をしていないのでやらないが、必要であればそういうお祓いが出来る(かもしれない)人を紹介はできる。 意外とあっさり解決する(かもしれない)がやってみないとわからない。 単純に普段の生活に無理しすぎていたり、自分の身体の声を無視し続けた結果かもしれない。これが多い。 問題にはいろんなヒントや業が隠されているらしい。短いスパンで因果関係を説明出来ないこともあるけれど、それを読み解く手伝いをするのが巫女のわたしができる仕事であり、そしてあなたの課題である。 ■素直であること しんどい状況を脱出したい場合、神様や魔女、霊能者に、助けてほしいと祈って頼ってもいいし、ドロドロした感情は占いや友人を上手に利用して、壊れる前に吐き出してもらえればいい。 自分は占いの仕事もするけれど、聞くのも占い師の仕事である。私の場合、話を聞くだけでも対価をいただく。 しかしなにより必要なのは、もうこれ以上悲しい思いをしない、幸せになる、という強い意思と、じぶんの大事な身体を調える地道な努力、神様や周りの存在、場合によっては憎い相手方にも幸せを祈ることのできる、素直で謙虚なココロである。 憎いなら精神衛生上無理に祈らなくていいのだけれど、そういう考え方もある、ということだけでも知っておくと損にはならない。 かみさまや妖精があなたを助けようとしても、あなたの受け皿がひらいてなければ助けようがないのだ。 おまじないは無欲で素直な人にしか効かない。 素直に感謝できる人を目指せば 、純粋無垢になりきれなくても、やっぱり少しは効くのだ。
2016年08月17日 アウシュビッツのガイドツアー。 пошел дождь 満月がちかくて頭痛その他ぐらぐらしてつかいものにならない。 とおもったらちょうどよく雨が降り出してカンヅメになる。 今朝夢に出てきたひとから、おそらくわたしが夢を見ていた時間にメールがとどいていた。 だんだん自分の祖母そっくりになってきた。 --- クラコフを勧めてくれたともだちに 辛くなったら国際電話かけちゃうかもしれない。 と宣言済。 アウシュビッツのガイドツアー。 日本語もお一人ガイドさんがいるらしく、 日程により各国語で開催。夏はツアーでないと入れないとのこと。日程に合わなかったら今日午後のイタリア語開催(もちろんイタリア語わからない)で行こうかとおもっていたぐらいなので英語ツアーがみつかってちょうどよかった。 仕事出来るカッサのおばちゃん。出来過ぎ。 この数ヶ月人にいろいろ教わってオカネをめぐる日本の記事をよむようになった 日本の、いろんなものが飽和して壊れてしまいそうな報道をみていると 日本はもう先進国をやめちゃえばいい、 そんなに成長しなくたっていいし すでに貧しい人、家のない人はロシアとかポーランドみたいにいっぱいいるじゃないか。 とおもった そしてそうしていきている。 リニヤを前倒しで引いて誰が得をするのか。 五輪みたいなイベントなくたって穏やかにソコソコ生活できる方に転換すればいいのに、 普通に就職して貯金もスキルも情報収集するツールもなく生きることはもはや危うい。 と先日友達が女子大生に熱くかたってたのを思い出した。 --- 16日 のんびりするつもりで来たのだけれど 長距離を移動するとわたしの場合コトがいろいろ動く 縁が出来たり連絡が増えたり あるいはそれに応えるツールがたりないし迷子にもなるし教会に呼ばれたりするし冴えるのでかえってあわただしい 空を眺めて返信をする 終わったらもう、まっくらになってしまった 鉄道のカッサのおばちゃんはポーランド語もロシア語も英語も理解できて素晴らしかった。 英語かロシア語かが世界の2強だなんて決して思っちゃいないつもりだけれど 自分は今後旧cis以外にはあまり縁がないと(旧cisへの興味を持ち続ける覚悟と引き換えに)おもっているので どっちかでなんとかなるかと思ったら なんともならない瞬間がきょう何度かあった。 もちろんポーランド語はわからないけれど 駅のアナウンスは何となく、何の話題かわかる不思議 不審なものがあったらお知らせください、よい旅を、とか ここ数日いろんなことを一通り思い出し マギックのテキストをひっぱりだし 昔からほしかったのはハートの平穏 ということを思い出した 薩摩柘植とお湯のおかげでちょっと信じられないくらい髪の調子がいい お湯が出るって素晴らしい
2016年08月17日 昔の話。 昔の話。 OLが向いてないというのは大学3年頃(S先生の巫女発言前後)に気づいていて、 当時それを相談したら、 とりあえず出版系がいいのでは、 とS先生は仰って いろんな出版社、新聞社を受けた N村ゼミの0期のM上先生には 内々定が出ていたT書店の上司との面談の違和感のことを書いたら 哲学のない出版社には行くな、 とわざわざメッセージをくださり、結局断った。 (Gも哲学があるわけではないけれど同期の人数が多いので逃げ場があると判断) 新聞社は筆記はうかるのだけれど きみは新人のうちに殺人現場とか取材に行かされて大丈夫じゃないタイプだろうのでよく考えなさい。といわれた。 ーーー Gの内定をもらったときにS先生にエレベーターで報告したら ああそうですか、 あの会社は行くひと多いけれど辞めるひとも多いんですよ、 数個上のYくんみたいにG社を踏み台にして違う出版社にいくといいですよ、 彼はさいきん転職していまビジネス書をつくってるみたいです、といつもの満面の笑顔で仰っていた。 当時面識無かったのだけれどその人があのマ神から卒業後Gでどういうものをみてどういうことを考えていたのか興味があったので、翌月のOB会に行くことにした。 自分も社会人になるというのが恐ろしく思えていた時代だった。 ーーー 6年ぐらい前から月の満ち欠けでぐらぐらする自分に気づいていて、 それでも社会性というか、 そこそこ収入を得て生きる引き出しというのをコマゴマとつくろうとじたばたしてきた。 今でも稼働日数10日/月な自分、OL生活ができない(決められた時間に職場にいって毎日おなじことができない)自分を責めることがよくあるけれど、ま、仕方ない。 というかこれがわたしの可能性なんだろうと好意的に解釈する。 ーーー おせっかいなひとが東京にみちあふれているのは サカダチしてもかなわないぐらい いい男とつきあったことがないのではないか (この場合男女関係でなくともいい)、 あるいはそれを嗅ぎ分ける嗅覚が鈍っているのでは と内心思っている。 いわないけど。 冷たいので聞かれなきゃ(有料鑑定じゃないと)教えない。 親しくても自分の(たかがしれてる)コントロール下に置かないほうが、 ちょっとびっくりするぐらいいい仕事をする男性はいっぱいいる。 自分も7月に東京かえったとき、 着いた翌日にはあっという間に勘がぐちゃぐちゃになった。 東京の生活で感じるチカラをたもつにはそれなりの努力とスキルがいる。
2016年08月17日 アウシュビッツツアー クラコフを勧めてくれたともだちに 辛くなったら国際電話かけちゃうかもしれない。 と宣言済。 アウシュビッツのガイドツアー。 日本語もお一人ガイドさんがいるらしく、 日程により各国語で開催。夏はツアーでないと入れないとのこと。日程に合わなかったら今日午後のイタリア語開催(もちろんイタリア語わからない)で行こうかとおもっていたぐらいなので英語ツアーがみつかってちょうどよかった。
2016年08月17日 大使館つづき モスクワの某国大使館にいたのだけれど、 海が割れたみたいに建物の中には入れたのだけれど その先もものすごい人混みで、 これなら行けなくても後悔しないだろう、っていうくらいの人混みで、 結局途中で引き返して、 友達に会ってクレムリンを散歩していたら、 こんな情報が届いた。ちょうどこの日程。 無理に申請しなくてほんとうによかった。 動いてみるといろんな情報が入ってくる。 --- Tさんより: 今朝、大使館から連絡がありました。 9月1日は独立記念日で、それに伴い8月23から9月3日までの期間中で、 現在ビザ申請中またはこれからビザ申請をする人にはビザの発給は行わないとの通達が本国より出されたとのことです。
2016年08月16日 この数ヶ月 この数ヶ月人にいろいろ教わってオカネをめぐる日本の記事をよむようになった 日本の、いろんなものが飽和して壊れてしまいそうな報道をみていると 日本はもう先進国をやめちゃえばいい、 そんなに成長しなくたっていいし すでに貧しい人、家のない人はロシアとかポーランドみたいにいっぱいいるじゃないか。 とおもった そしてそうしていきている。 リニヤを前倒しで引いて誰が得をするのか。 五輪みたいなイベントなくたって穏やかにソコソコ生活できる方に転換すればいいのに、 普通に就職して貯金もスキルも情報収集するツールもなく生きることはもはや危うい。 と先日友達が女子大生に熱くかたってたのを思い出した。