カフカ短篇集

本無しでは電車に乗れない、という日に図書館でなんとなく借りた。グリム童話とかイソップ寓話とか、あたまを使わなくても没頭できるのが読みたかったんだ。
短編ばかりだからすぐ読めて。
けれど子供向けにアレンジされた物語とは違ってグレーで悲しい空気が多い。『夜に』という作品、
400字で一本の物語が成立していることに軽いショックを覚える。
あたしはただそれだけのことに驚いて、そうして読んでもらったら 
深いねぇ という反応が来た。
そうかと思って読みなおす