『国境の南、太陽の西』
『冷静と情熱のあいだ ROSSO』
『マディソン郡の橋』
『…
 なんかもういっこくらい読んだことがある気がする。

ここではないどこか、
しかしだからといって今が…

をテーマにした作品。

体質にもよるけれど
そもそもここが自分の居場所だ、って心の底から叫ぶことのできる関係を得ること、あんまり、、、というか人生に一度あるかないかかもしれない。
その感覚を知っちゃったらどうしようもない。
感覚と感情はいくつになっても鋭敏かつ繊細でありたいけれど
状況と年齢により、選ぶのがどっちかも変わってきちゃうかもしれない。
裏切りと捉えるか、人生のスパイスと捉えるのか。
感情に振り回されるのもありだけど、クリアな頭も持っていたいと思う。
相手であれ自分であれ、そういう出来事と心境の流れにじっと付き合うのも
自分ではない誰かと向き合うことの一つの物語なのかもしれない。
だから小説にもなりうるんだね。

ひょっとして私は冷たい人間なのかも。
理性よりハートが欲しい。