空港博多に飛ぶ

2016年02月28日

処女性とか

処女性とか
結局その日の夜、10年目の人はごつごつしたたいらな胸で私を驚かせただけで
それ以上わたしに触れることもなく
清らかに帰っていった
わたしたちは会う前からそしてあってからも、
いろんな話をした
仕事のこと食欲のこと性欲のこと残業代のこと二十歳でなくなった美しい友達のこと
なにかあるかもね、といってなにもなかった彼のとってくれた宿に入ったら
最近私と新宿のアラビアカフェにて、酒なしで(殿方には聞かせるにたえない)ガールズトークをしていた女友達から
ちょうどいまさっき、不倫をした、という生々しい告白があり、
不倫相手に飲まされた日本酒でべろんべろんに酔っぱらった彼女と、
夜中まで電話相談だった。
まるで彼女が私のかわりに、
今夜の不倫の罪を背負ってくれたようである。
「はるかが、(まわりに対して)豊かになれと願えばかなうよ、そういう何かをもっている人だと信じている」
と秋に、グルジアがえりの私に、ペンギンは言った
どうやら彼のわたしにたいするミッションはここまでみたいで、
ぺんぎんとの約束は流れた。この人はもう、私に必要ないということなのだろう。ついでに今回の帰国、男友達との約束は下関氏と進路相談をしてくれた京都のひとを除いて、もうびっくりするぐらい、ことごとく流れた。オトシゴロなのに男の子とデートすらできない謎。下関氏や京都氏は関係性がどんなふうに進化するのかちょっとたのしみ。
博多から東京に戻ったのち、
突然会えることになった高校の女性の先輩に、昨日今日と起こった、
そういう一連の話をしたら、
結局事件が起こるのはわたしではなくてでも回りで起こるということは、、、というかほぼ女友達みんな、そんなドロドロしたかんじである、、、
結局ふつうの男の子とデートもできないということは、
周囲の要請でもうしばらく巫女でなくてはならなくて、
ということはもうしばらく、「処女性」を保たなきゃならないようである。処女。おとめ。
じぶんの過去を振り返れば、これが一生分のかなしみであればいいのに、と思う時代もあったので、だれかに守られているのかもしれない。
ぺんぎんのことを思い出したから、と去り際に言っていたけれど
きのうのひとはきもちがいいくらいIQがたかくて居心地が良くて、そういうぐちゃぐちゃにつきおとすのは、きっとお互い繊細すぎて、お互い気に入って、もったいないとどこかでなにかがはたらいたのかもしれない。とわたしは勝手に解釈している。つぎがないのはかなしい。
単純に私が太りすぎで彼のタイプでなかっただけかもしれないし
罪悪感とか愛とかもっとシンプルな理由かもしれないが。
今日の彼女のミッションは
1年弱前に私が彼女を占って
その後の私とのやりとりと人間関係の紹介でものすごく影響を受け
やっと本来の自分(同性愛者である自分もみとめる)を選択できるようになりつつある、
ということのお礼を言いたかったそうな
わたしにはそういう力がある、と
今日の彼女の告白によると
彼女は28歳まで同性愛者で、それを封じて生きてきた
偽装結婚、そして離婚
わたしのことも、中学時代、一時期、好きだったそうな。
わたしたちは、いろんな感情にかこまれていきている
そういうわけで、明日、帰るのだけれど
フィンエアーいわく「満席のため、お席が確保できません」と。
はてさて。

coloro at 20:49│旅行 | 日記
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